20代後半にして電気工事士からインフラエンジニアに転職した私の経緯と、今後の展望についてまとめてみた。
基本情報
- 生年月日:1998年2月生まれ
- 前職:電気工事士(20歳〜27歳)
- 現職:インフラエンジニア(2025年3月〜)
業界を離れたいと思った理由
プレッシャーとの戦い
- 電気という危険なエネルギーを扱う職長としての重責。
- 年上のベテラン職人と同等の立場で働く心理的プレッシャー 。
まだ20代前半だった私には、職長を担うための人格的な器や経験が不足していた。
肉体労働の蓄積による限界
- 10kg超の装備で肩が悲鳴を上げる。
- 結線作業による手首の腱鞘炎が癖になる。
- しゃがみ作業や階段の昇降で膝・腰へのダメージ蓄積 。
- 重量物で背中・腰に痛みが走る(注意していても蓄積には勝てず)。
私の肌感だが、建設業界の人手不足は特に深刻。
特別頑丈な体を持っているわけでもないので、穴を埋め続けるのは難しかった。
※現在も多少の痛みや違和感は残っているが、日常生活に支障無し。
インフラエンジニアを目指した理由
きっかけは、友人との会話
インフラエンジニアの友人に相談した際、その仕事内容を聞いて興味を持ったのが最初のきっかけだった。
- 電力ネットワークとITネットワークの共通点。
- 他職種協働であることの共通点。
- 「ITってなんかかっこいい」という単純な憧れも正直あった。
年収とキャリアの展望
職長になっても年収の伸びは鈍く、年功序列で未経験で年上の部下の収入に負ける。
シンプルにやってられん。
エンジニア職はスキルで評価されやすく、しっかりキャリアを積めば比較的短期で収入UPも目指せるという構造に惹かれた。
IT、おもろい。
「未経験です!やる気あります!」だけでは当然通用しない。
だからまずは独学で学び始めた。
- DNS / Mail / Webサーバ構築(Linux中心)
- LPIC1、CCNA、AWS-SAAなど資格取得の勉強。
- やってみるとこれが結構おもろい。
“向いてるかも”と転職を決意。
2025年6月現在の状況
転職後3ヶ月の研修を終え、無事に配属先が決定。
7月からの配属に向けて、学習を進める。
また、このブログを立ち上げた理由は以下のとおり。
- 研修や独学で学んだ内容をアウトプットする場が欲しかった。
- 自分のキャリアの棚卸しと記録として活用したかった 。
- 同じように「未経験からITを目指す人」の助けになれたらうれしい。
今後このブログで書いていくこと
- 未経験からインフラエンジニアを目指す学習ログ
- ハンズオンでの学習記録
- 資格勉強メモ
- 配属後に直面するであろう壁や疑問、気づき
- 技術ブログだけでなくキャリアの悩みや発信も少しずつ
最後に
「未経験からでも転職できるのか」「向いているのか」「何から始めるべきか」
昔の自分が悩んでいたように、いま悩んでいる誰かの背中を少しでも押せるようなブログにしていけたらと思う。
今はまだ “たぶん動いてます” の状態だが、このログが誰かに届けばうれしい。