インフラエンジニアを目指すにあたって、最初にどんな勉強をしたかまとめてみた。
最初にことわっておくと、これは「資格を取るための勉強」ってよりは、「そもそもインフラエンジニアってどんな仕事?」を体感するための学習だった。
だから入社前はどれも受験していない。
会社の福利厚生を利用して資格取得した方が得だし、予習を目的として始めた。
どんな資格を勉強したか
LPIC1(Linux)
インフラって言ったらLinux。ってことで、まずはここから始めた。
Linuxサーバは現場でもよく使うし、ファイル構造とかパーミッションの考え方はどこ行っても役に立つ、みたいなことをどこかで聞いたのが理由だと思う。きっかけはあまり覚えてない。
CCNA(ネットワーク)
ネットワークの基礎とCisco機器の扱いを学ぶ資格。
今回取り上げた資格の中じゃ一番難しいけど、有用度も一番高い。
ネットワークの知識ってエンジニアである以上どこでも使うし、やらないわけにはいかない。
一通り学習すると、今まで理解不能だったエンジニアの話なんかが少しずつ分かるようになってくる。
AWS-SAA(クラウド)
AWSを触るならこの資格。
IT未経験故の感想かもしれないが「AWSすげえ」とシンプルに感動した記憶がある。
インフラの全体像がつかめるし、「この構成って何を実現したいんだっけ?」が見えてくるようになって面白い。
CF(クラウドプラクティショナー)は飛ばしていい。
使った教材とか勉強の流れ
LPIC1
- LinuCイージスとPing-t(有料)
- イージスで内容ざっくり読んで、Ping-tで少しずつ問題を解く(5〜10問ずつ)
- Ping-tは解説と参考URLも参照しながら理解を深める
- 1周目で完璧にしようとしない。何周もする前提で、まずは「全体をなめる」
Ping-tは十分課金する価値を備えている。学習期間を決めて課金すればケツに火もつく。
CCNA
AWS-SAA
- 参考にした教材はこれ

- Kindle Unlimitedで読める(無料体験でOK)
- LPIC1、CCNAと同様に教材でざっくりつかんで、Ping-tで演習
勉強するときに意識してたこと
- 教材はこだわりすぎない(とりあえず始めるほうが大事)
- 一度に教材を読み終えるのではなく、分野と項目を読み終えるごとにPing-tで問題を解く
- わからないところは放置しないで調べる(調査力もスキル)
- ChatGPTとかも使うと良い(業務で活用するために慣れとくべき)
- 問題数は最初から詰めすぎない(モチベ下がる)
- 全部わかろうとしない。なんとなくでいいから進める
やってよかったか?
めっちゃよかった。
LPICもCCNAもAWSも、どれも「インフラをやるなら避けて通れない内容」だった。
この資格を学習しろと誰かに言われたわけじゃないが、最初に手を付ける内容としては妥当だったと思う。
この辺を事前に学習している人とそうでない人とでは研修初日から圧倒的な差があるし、講師に褒めてもらえるので気持ちいい。